三木博人税理士事務所
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三木博人オフィシャルブログ

業績をタイムリーに把握することの重要性

2015年3月20日

枚方市の税理士三木博人です。

前回は記帳を遅れないようにするということについて書きました。

個人事業者の方は1月から12月までの期間の業績を元に所得税がかかります。

1月から12月まででどれだけ収入があったか、
どれだけの費用がかかったか
を記録します。

どのように行動をして、どのように経費をかけたか、またその結果売上にどのように
つながったか、ということを検証するためにも、これらの記録は
必要です。

このような観点からは「税金計算のため」だけの記録では役に立ちません。

販売している商品の粗利がどれくらいなのかを割合(パーセント)で把握することが
できるのが理想です。

しかも、複数の商品を扱っているのであれば、商品ごとに把握できればなおよいでしょう。

経費についても、後から自分の活動がわかるような項目に集計することが必要です。

税金計算をするだけであれば、このような詳細については記録する必要がありません。

税金の計算では、収入マイナス経費で「所得」(税金をかけるベースとなるもの)
わかればよいのです。

しかし「記帳」をビジネス上の行動記録としてとらえた場合には、そのような
税金計算レベルの「最低限」の収支では物足りません。

遅れずに記帳することができることで、ビジネスでどのようにお金を使って
どのようにリターンを得たかという「運用記録」が可能になります。

この「運用記録」を元にして、仮説と検証を行うことができるようになります。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)