三木博人税理士事務所
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家賃を集計するのに必要な情報は?

2015年5月8日

枚方市の税理士三木博人です。

不動産賃貸を行っている方が、家賃を集計する際に必要な情報は何でしょうか?

基本的にどのような業種であっても、記帳をする際に必要な情報は

① 取引の年月日
② 取引の相手先
③ 取引の内容
④ 取引の金額

の4つです。

家賃を集計するにあたっては、

① いつお金をもらったか
② 誰からもらったか
③ 何月分の家賃をもらったか、家賃・更新料などの区別ができているか
④ いくらもらったか

という情報が最低限必要です。

①については、銀行振込にしていると自動的に記帳されます。

現金でもらう場合には、領収した日を記載しておく必要があります。
この場合、自分の記録のためということもありますが、相手側も支払ったという
証拠が必要なので、相手にもわかる形で日付を記録する必要があります。

具体的には、領収書を発行する、封筒に領収した日を記載する、などです。

②については、振込の場合は把握しやすくなります。

現金でもあまり間違いのない部分であると思われます。

③については、振込でも現金でも、こちらが記録をしていない限り
何月分の
家賃なのかは不明です。

もらった家賃が何月分のものかを常に把握しようと思えば、入居したときから
全ての家賃を記録しておかなければなりません。

また通常の家賃だけでなく、他のものを合わせてもらった場合や何かを差し引いて
もらった場合もそれらの内容を把握しておく必要があります。

④は振込でも現金でもあまり間違いのないところだと思われます。

以上をまとめると、正確に家賃を集計する際に必要な情報とは、

入居者ごとに、家賃をもらった日付、もらったのが何月分の家賃か、家賃以外の
ものがあればそれを考慮する、という要素です。

これらの情報を取得することができないのであれば、できる体制を構築しなければなりません。

特に過去から「何月分の」家賃かという記録は、過去も将来も絶えず記録する
必要があります。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)