枚方市の税理士三木博人です。
ネットの情報などを参考にしながら自分で会社を作ることは十分可能です。
しかし、会社を作った後にも注意すべき点がたくさんあります。
それらについて述べてみます。
会社設立後の手順としては以下のようなものがあります。
①登記簿謄本を取得する
②会社の印鑑カードを作る
③税務署、府税事務所(大阪府の場合)、市役所に「法人設立届」を提出する
④業種によっては許認可などを行う
⑤銀行口座を開設する
という流れになります。
①と②は法務局で行います。
登記申請をしてから、登記簿謄本(=履歴事項全部証明書)ができるまで1週間程度かかります。
登記申請をした際に、登記の完了予定日を教えてくれます。
登記簿謄本はこの後の銀行口座を作る際にも必要ですので、2~3部取得しておきましょう。
(③の税務署などへの届出に添付する場合はコピーでも大丈夫です)
ただし登記簿謄本は「3ヶ月以内に取得したものに限る」というケースもあるので、
たくさん取得しても使わなければ無駄になる可能性があります。
印鑑カードの作成も法務局で行います。(すぐにできます。)
こちらも印鑑証明書を取得しておいてもよいでしょう。
銀行口座を作る際には会社の印鑑証明書も必要になります。
③と④の留意点は次の機会に改めます。