枚方市の税理士三木博人です。
起業したら税金や社会保険のことを勉強しなければなりません。
サラリーマン(会社勤め)をしていると、このようなことに疎くても
あまり問題になりません。
なぜ、起業した人は税金や社会保険のことを知っておく必要があるのでしょうか?
サラリーマンは、会社から給料をもらいます。
給料からは、所得税、住民税、社会保険料などが差し引かれた状態で、
差引後の手取額が自分の銀行口座に振り込まれます。
税金の計算や社会保険の手続きなどは、会社がすべてやってくれます。
だから会社勤めをしている限りは、税金の仕組みや社会保険の手続きなどに
ついて知らなくてもよいのです。
ところが、サラリーマンではなく、自営業(会社を設立して社長になった場合も
個人事業主である場合も含めて)の場合は、税金の計算も社会保険の手続きも
自分でしなければなりません。
自分でできない、自分でできるけど時間がもったいないから、ということで
あれば、税理士や社会保険労務士などの専門家にやってもらう必要があります。
どの専門家に頼むか、といったことも自分で決める必要があります。
しかし、そもそもどのような手続きがあるのか、どの業務だったらどの専門家に
頼めばよいか、などは自分で勉強しなければなりません。
誰かに頼むにしても、自分から能動的に依頼する必要があります。
起業した場合は、最低限どのような手続きがあるのか、何をいつまでにしなければ
ならないのか、ということは知っておく必要があります。