会計ソフトに入力をする際、勘定科目をどのように
決めたらよいか悩むことがあります。
しかし、勘定科目に細かくこだわる必要はありません。
大事なのは、一度決めたらその科目にすることです。
例えば、ビジネスで自動車を使っている場合、ガソリン代を
「車両費」にするか「消耗品費」にするか「燃料費」にするか
「旅費交通費」にするかは、自由に決めればいいのです。
ガソリン代を「地代家賃」や「給与手当」などにする人はいないと
思いますが、ある程度常識に従って分類すれば十分です。
いったん決めたらその科目を継続的に使うように
したほうがいいです。
なぜなら、その科目を去年と今年で比べたりしたときに
処理科目がバラバラだったら、比べようがありません。
自分が商売の数字を管理するという目的から、勘定科目を
継続的に使用することが望まれます。
税金の申告をする上では、上記のガソリン代が何の科目であっても
追加の税金が発生するわけではありません。
記帳(会計ソフトへの入力を含む)したデータを税金の計算だけに
しておくのはもったいないです。
商売に使ったお金と商売で入ってきたお金の一覧があるわけですから
この情報を次の打ち手を講じるために利用することをおすすめします。
情報の活用の仕方については随時アップしていきます。