三木博人税理士事務所
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決算数値をコントロールする余地を作る

2014年3月28日

決算を迎える前に今期の業績がどのようになるかを検討する必要があります。

翌期に借入をするので利益を出したい、税金の支払いを抑えたいなどの
希望があるのであれば、積極的に今期の業績を自分が望む方向に
コントロールする必要があります。

粉飾決算や脱税ではなく、ルールを順守する中で業績をコントロールすることは
可能です。(予期せぬ外部環境の変化でコントロール不能になることはありますが)

具体的にどのようにするかを確認してみます。

売上や利益の着地点を検討しながら、税金がどれくらいかかりそうか、
資金調達のためにはどれくらい利益を出す必要があるかなどを考えながら
あと数日の経費のハンドリングを行う必要があります。

決算数値の見込みは当て物ではありません。

当たったか、外れたかで一喜一憂するものではなく、トライアンドエラーを
繰り返した結果、見込みの精度が上がればよいのです。

①根拠をもって予想を立てて、実績と比較する。
②実績と予想の乖離がどのように発生したかを確認する。
③次の見込みにその情報を活かす。

というステップを繰り返せば業績のコントロールが「ある程度」(未来のことなので
カンペキはありませんが)可能になります。

決算期末を過ぎてしまうとできなくなることがたくさんあります。
くれぐれも事前のシミュレーションを行うようにしましょう。 

業績見込みをできるようなトレーニングについても承ります。
枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)