たまに経営者の方から
「経費の使い方を教えてほしい」
「どれくらい経費を使えるのか」
「これくらいの売上規模だと経費はどれくらいか」
といった質問をいただくことがあります。
その会社の状況によって回答内容はさまざまです。
基本的に正解はありません。(不正解はあるようですが)
少し大げさな言い方をすると、お金の使い方を決めるということは経営そのものです。
個々の会社の事情に応じて、有効なお金の使い方は異なります。
また、会社によって個性の出るところでもあります。
フランチャイズ契約のロイヤリティなどのように、こちら側でコントロールの余地が
ない支出が多い場合は、「経営の自由度が低い」と言えるかもしれません。
どのような考えに基づき経費を使う(お金を使う)かということを考えるのも
経営者の重要な役割です。
売上規模に見合わないほどの投資を行うことも一概に間違いだといえません。
会社の成長のためにどうしても必要だという場合もあるでしょう。
どの会社にも通用する「正しい経費の使い方」という正解はありませんが
「今の状況で有効なお金の使い方」については、一緒に考えることができます。
そのようなお手伝いをするのが、我々外部の専門家の役割ではないかと考えています。