ビジネスの世界で「お金を使う」という場合、会社の収益に貢献すると
期待されるから使うのです。
お金を使うに当たっては、
支出する前であれば、その支出に対して効果は十分か?
支出した後であれば、効果は十分であったか?
ということをシミュレーションし、検証しながら支出するかどうかを決めるべきです。
もちろん日常的に支出するわずかな金額のものにまで目を光らせる必要はありません。
しかし、細かな経費を当初は「必要だから」ということで支出していると、将来状況が
変化して「必要でなくなった」場合にも支出を続けることがあります。
固定費が多いと感じている会社では、このような支出が見直しされずに払われ
続けていると思われます。
固定費は、売上が増減しても変わらず発生するものであると説明されます。
しかし、実際には放っておくとどんどん増加します。
(売上が増えないのにもかかわらず・・・)
そして、それを支払わせる業者は、あまり検討なしに支払ってもらおうとして
年間契約にしたり、自動引き落としにしたりとさまざまな工夫をしてきます。
ということは、支払う側でかなり意識して支出の検討を行わなければならない
ということになります。
決算のタイミングなど、最低年に一度はすべての経費の見直しをしてみては
いかがでしょうか?