税理士事務所が提供するサービスに「記帳代行」というものがあります。
記帳代行とは、文字通り記帳を代行するサービスです。
記帳とは、帳簿に必要事項を記載することです。
通帳のコピー、レシート、請求書などを渡せばそれらの情報を会計ソフトなどに
入力して試算表の形でフィードバックしてもらえる、といったことが一般的な
記帳代行サービスです。
自社で経理処理をする人員を抱えることができない場合には便利なサービスです。
ただし、会計事務所に頼むとその分手数料を取られます。(当たり前ですが)
記帳代行をするメリットとデメリットをまとめてみます。
■メリット
・丸投げできるからラクである
・自分で記帳する時間を本業に使うことができる
・自社で経理要員を抱える必要がない
■デメリット
・費用がかかる
・資料を渡してから数字ができるまでタイムラグがある
といったところです。
デメリットである「費用がかかる」という部分ですが、資料を渡す際にある程度整理して
渡すなどできれば、費用の部分では安くしてもらえる可能性があります。
レシートやその他の資料の整理が苦手な方は、記帳代行以前に「資料の整理」という
項目が上乗せされるため、料金は高くなることを覚悟したほうがよいでしょう。