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現金商売の場合の記帳のコツ(平成26年確定申告)

2015年1月23日

枚方市の税理士三木博人です。

前回は記帳を行う上での一般的な情報の整理方法をまとめました。

売上を現金でもらうような業種の場合、現金の管理をどのようにすればよいでしょうか?

現金の特徴として、

・数えないと残高がわからない
・間違えておつりなどをたくさん渡しても間違いが発覚しない場合がある
・盗難、紛失の恐れがある

などがあげられます。

たえず残高をチェックする必要があるため、管理に手間がかかります。

しかし、小売店などであれば現金を使わざるを得ないため、管理が必要になります。

どのようにするのがよいのでしょうか?

基本的に売上以外で現金を使うことはやめるようにします。

また、レジにある現金から経費を支払うことをやめましょう。

レジには、おつり用にあらかじめ用意した金額(毎日決まった額にする)とその日の
売上金のみがある状態にします。

そしてレジを締めた後で、翌日のおつり用の金額(前日と同じ額)を除いて銀行に預けます。

金額が多くなるのであれば、一日に複数回預入を行います。

そうすると現金商売でも預金通帳に売上を記録することができます。

また、レジの売上記録と入金額を照合することで、間違いが発覚することになります
ので、原因の追及がすぐにできます。
(時間がたってからだと原因の追究はやりにくくなります。)

そして、経費の支払は口座引落やクレジットカードにして、現金支払いを減らします。

記録上の売上は、レジに打ち込んだ金額ですが、その金額がレジのお金と一致して
いることを確認しましょう。

一致していない場合は、原因を追究する必要があります。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)