三木博人税理士事務所
大阪府枚方市大垣内町2-8-8 マイティビル5階

HOME > 三木博人オフィシャルブログ > 会社を作るなら?株式会社のメリット・デメリット

三木博人オフィシャルブログ

会社を作るなら?株式会社のメリット・デメリット

2015年4月24日

枚方市の税理士三木博人です。

会社を立ち上げて事業を行う場合、会社の種類はいくつかあります。

代表的なものに株式会社、合同会社、合資会社、合名会社があります。

このうち合資会社と合名会社はマイナーなので、株式会社と合同会社に絞って
メリット・デメリットをまとめます。

なお、会社という形態のほかにもNPO法人や協同組合なども考えられますが
ここでは省きます。

株式会社はもっともメジャーな形態です。

出資する人と経営する人が別々であることが前提です。
ただし、一緒でも全く問題ありません。

世間の株式会社のほとんどは、出資する人と経営する人は同じです。

会社を作る際の費用としては、登録免許税15万円と定款認証手数料と定款作成料で
約52,000円の合計20万2,000円がかかります。
(電子定款でない場合は、別途印紙代4万円がプラスされます)

また、司法書士などの専門家に依頼すると別途手数料がかかります。

デメリットと言えるのは、

・設立のコストが高い(合同会社であれば半額以下で設立できます)、
・取締役の任期が定められている(任期が来たら登記をやり直す必要がある)

といったあたりでしょうか。

設立にも運営にも合同会社と比べるとコストがかかります。
取締役も任期がくれば登記をしなければなりません。
(登録免許税や司法書士への報酬がかかります)

ただし、長い期間で見ると相対的に小さなコストになると思われます。
取締役の任期も最長で10年とすることができるので10年に一回の費用です。

一方メリットは、

・「株式会社」という形態には多くの人にとってなじみがある(合同会社はマイナーです)
・出資をしていない人でも経営に関与できる

などです。

合同会社のメリット・デメリットは次回検討してみます。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)