枚方市の税理士三木博人です。
起業される方が会社を自分で設立した場合、設立後にはどのようなことを
しなければならないでしょうか?
開業の準備を進めなければいけませんが、その中でも銀行口座の開設を
しなければなりません。
どのような手順で進めたらよいでしょうか?
①登記簿謄本を取得する
②会社の印鑑カードを作る
③税務署、府税事務所(大阪府の場合)、市役所に「法人設立届」を提出する
④業種によっては許認可などを行う
⑤銀行口座を開設する
という流れになります。
最近は銀行で口座を作るのが難しいです。
本当に存在する会社なのか、ちゃんとした事業を行っている会社なのか、
ちゃんとした人が運営しているのか、などいろいろと調査をされます。
会社の本店所在地がバーチャルオフィスである場合、銀行口座を開設できない
場合があるようです。
また、資本金が過少である場合も口座開設を断られる場合があるようです。
ただし、私がお手伝いさせていただいた中では、バーチャルオフィスが本店であっても
口座を開設されたケースがありますし、資本金1万円の会社でも銀行口座を開設された
ケースはあります。
このあたりは総合勘案した上での判断になると思われます。
会社を作るにあたっては、このような要素は極力排除するようにしたほうがよいでしょう。
それぞれのステップについての留意点は次回以降にまとめます。