三木博人税理士事務所
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小規模事業における固定費に対する考え方

2015年11月2日

枚方市の税理士三木博人です。

小規模でビジネスを行っている場合、固定費の増加については敏感になる
必要があります。

固定費は、放っておくとどんどん増加します。

いったん増加するとコントロールが利かなくなります。

小規模のビジネスの場合、売上が急増することはあまりありません。

キャッシュインとなる売上についてはコントロールできないのに、キャッシュアウト
となる固定費について確実に増加していくと、経営は苦しくなります。

売る側の発想としては、固定収入(支払う側からみると固定費)を確保したがります。

売る側としては、固定収入が自動的に入ってくるように様々な仕掛けを行います。

つまり、支払う側で気を付けていないと固定費が気が付かないうちに増加してしまう
傾向にあります。

いったん増加すると減らすのが難しいものです。

契約で縛られているものや、違約金が必要なものなど、減らすにもお金が
かかるものもあります。

代表的な固定費としては人件費やオフィスや店舗家賃などですが、携帯電話などの
通信費や毎月支払う会費や購読料など、金額は少額なものでも積み上がると
それなりの金額になるものには注意が必要です。

小規模事業においては「固定費の増加は悪」というくらいの認識を持っていても
よいと思います。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)