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確定申告時期だからこそ、法人成り(会社設立)を検討する

2014年2月28日

個人事業者の方が会社にするかどうかを検討する際のポイントについて
考えてみます。

個人事業・会社設立のメリット・デメリットはこちら

会社にした場合は、節税などのメリットがある代わりに
法人税の申告という作業が加わります。

法人税の申告は個人事業者の所得税の確定申告と違って、作成する書類の種類も
多く自分でやるということが難しいです。

会社のメリットとしてあげられる点として、「決算期を好きな月に決めることが
できる」というものがあります。

個人事業者であれば、決算期は12月と決まっています。
確定申告の申告期限も翌年3月15日と決まっています。

確定申告が3月なのですが、年度末は多忙を極めるという事業者の方も
多いと思います。

忙しいときに確定申告の集計作業をすることになると気が滅入ってきます。
いくらカンペキにできたとしても、儲かる作業ではないためです。

会社にすると決算期を任意に設定できますので、季節変動のあるビジネスの
場合であれば、閑散期に決算月を設定するということも可能です。

また、法人税の納税は決算から2か月後になるので資金繰りを考えて
決算期を設定することも可能です。

「会社にするなら3月決算」という固定観念にとらわれず、戦略的に決算月を
決めることが可能になります。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)