経済規模が拡大し続ける時代ではなくなりました。
拡大の時代に正解とされたことが、現在も正解である保証はありません。
現在では、売上にせよ経費にせよ、増やすための施策だけでは通用しません。
会社の規模が大きくなるような意思決定、たとえば
・売上シェアを拡大する
・設備投資をする
・人員採用をする
・オフィスを今までより広いところに移転する
などの施策は会社の状況によっては、業績が悪化する原因になったりまします。
急激な変化が起こる時代には、常に売上が急減することがありえます。
実際にリーマンショックなどでは、金融業界だけではなく、さまざまな
業界で売上の急減を経験しました。
このような時代には、
・固定費を抑える
・利益率の高い売上をとる
・現金を多く保有する
など、急激な変化に強い企業体質を作ることが求められます。
これらの施策では、増やすだけではなく、減らすことも必要になります。
増やす意思決定だったときと違って、増やすか減らすかを考えて、適切な
打ち手を講じる必要があるため、会社の現状を正しく把握しなければ
なりません。