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法人成りのデメリット(会社の設立や維持にはコストがかかる)

2014年4月18日

いいことずくめにみえる法人成りですが、デメリットもあります。
今回は、会社を作る、維持するにあたっての手間やコストについてです。

・設立にお金がかかる

・登記の手間(お金)がかかる

などです。

他にも経理上、税金面などでデメリットとなることがいくつかありますので、
別途検討します。

個別にみていきます。

設立にお金がかかる

会社を設立するには、資本金を用意する必要があります。

資本金はいくらでもかまいません。

資本金以外に、手数料として25万円程度かかります。

資本金は、会社をたたむときに戻ってきます。
(赤字だと戻ってこない場合もありますが)

しかし、手数料は戻ってきません。
すぐに商売自体をやめる予定であるなら法人成りは損になるかもしれません。
「元が取れない」という可能性があります。

登記の手間がかかる

会社はさまざまな情報を登記しているから信用力があるのですが、
その裏返しとして、さまざまな情報に変更があった場合には
登記をやり直す必要があります。

その場合に、登録免許税(1万円程度の場合からさまざまです)が
かかります。

社名を変更したり、会社の住所が変わった場合などはイメージ
しやすいのですが、代表者の住所が変わった場合や結婚して姓が
変わった場合などプライベートなことが変わっても登記の必要があります。

役員がやめたり、新しく就任したりしたら登記しなければなりません。

これは、会社の情報を更新しているということを担保するための
システムだから仕方のないことであるともいえます。

この手間がかかることが、信用力の担保になるということです。
 

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