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法人成りのデメリット(税金やお金の面)

2014年4月21日

いいことずくめにみえる法人成りですが、デメリットもあります。
前回は会社の設立や維持にかかる手間やコストについてでした。

今回は経理面や税金関係です。 

・赤字でも税金がかかる

・会社のお金をプライベートなことに使えない

・決算を税理士に頼まなければならない

などです。

赤字でも税金がかかる

個人事業では、赤字であれば税金は発生しませんが、会社は赤字でも

最低7万円程度の税金がかかります。

会社と社長の税負担のシミュレーションはこちらです。

会社のお金をプライベートなことに使えない

会社でもうかったお金はあくまでも会社のものです。

そのもうけの中から役員の給料を払います。

しかし、役員の給料以外には個人的な支出に充てることはできません。
(「会社の」車を買う、「会社の」関係の飲み会に行く、などは
会社の支出です)

また、役員の給料は基本的に年に一度しか改定することができないため
突発的に儲かった場合は、その儲けを会社に置いておくほかありません。

個人事業であれば、突発的に儲かった場合は、その儲けを好きなように
使ってもよいのです。

決算を税理士に頼まなければならない

個人事業の場合は、自分で確定申告をすることは可能です。
(ただし、規模が大きくなればかなりしんどいです)

しかし、会社の決算の場合は個人に比べて作成しなければならない
書類の数がかなり多くあります。

決算を行う場合は税理士に依頼するのが一般的です。

税理士に決算を頼むとお金がかかります。
(特に「決算料」は月々の顧問料よりたくさんかかります)

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)