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三木博人オフィシャルブログ

節税と脱税の違い

2014年4月30日

法人税や所得税などのような「もうけに対してかけられる税金」は、

所得金額×税率

で算出されます。

納税額を少なくするためには、所得金額を少なくするか税率を
低いものにするか、またはその両方で達成できます。

納税額を少なくする手段としては、

節税=税法のルール上認められたもの
脱税=税法のルールを逸脱したもの

の二つがあります。

脱税はやってはいけない行為ですが、節税は積極的に取り組むべきです。

所得金額は、

収入-経費

で算出されます。

所得金額を少なくするためには、収入を少なくするか、経費をたくさん
計上するかという二つの方法が考えられます。

上記の節税と脱税の違いで言えば、収入を少なくする・経費をたくさん
計上するという方法においてルールを守っているか、逸脱しているかの
違いがあります。

脱税の手口としては、売上を除外する(本当は売上があったのに売上では
ないという処理をすることで収入を減らす)という方法があります。

また、経費を実際よりも多く計上したり、架空の経費を計上することで
お金を支出することなく利益を減らすことをする場合もあります。

これらの行為は、明らかに脱税行為です。

バレないと思っているのでしょうが、案外脱税はバレるのです。

バレない程度の脱税は、金額的に小規模だからです。
小規模の金額であれば、あまりインパクトはありません。

脱税の主な動機は、「もうけたお金をそのまま手元に残しておきたい」
ということでしょうから、少ない金額では満たされません。

たくさんの金額をごまかそうとすると不自然な数字になり、バレてしまいます。
そして、バレたときのペナルティも多額になります。

枚方の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市寝屋川市)