三木博人税理士事務所
大阪府枚方市大垣内町2-8-8 マイティビル5階

HOME > 三木博人オフィシャルブログ > 節税の手法を各要素に分解

三木博人オフィシャルブログ

節税の手法を各要素に分解

2014年5月2日

節税は、税法のルールに則って納める税金を少なくすることです。

法人税や所得税といった「もうけ」に対してかけられる税金は

所得金額(もうけ)×税率

で算出されます。

税金を少なくするには、

①所得金額を少なくする
②低い税率を使えるようにする

という2点に集約されます。

そして、所得金額は、

収入-経費

で算出されます。

所得金額を少なくするには、

①収入を減らす
②経費を多くする

ということが考えられます。

以上をまとめると節税のためには、税法のルールの範囲内で

①収入を減らす
②経費を多く計上する
③低い税率を使う

ということになります。

これらについて検討しますが、①の「収入を減らす」については
あまり多くの方法がありません。

そもそも、節税が必要になるのは、急に売上が多額に計上された場合など
ですが、この売上を「合法的に」減らす方法はないと考えられます。

そこで、このような場合は、経費をたくさん計上することで収入と経費の
差額である「所得金額(もうけ)」を減らすのです。

収入を合法的に減らすという意味では、「究極の節税」手法が一つだけあります。


それは、

「働かない」

ということです。

忙しく働いてたくさん税金をとられることが不満であれば、この方法を
お勧めします。

全く働かないのではなく、働く量を減らすということでもよいと思います。

収入は減るかもしれませんが、時間という貴重な資源を手に入れることができます。

もっとも「たまの休みに何をしていいかわからない」という方にはお勧めできませんが。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市寝屋川市)