節税は、税法のルールに則って納める税金を少なくすることです。
法人税や所得税といった「もうけ」に対してかけられる税金は
所得金額(もうけ)×税率
で算出されます。
税金を少なくするには、
①所得金額を少なくする
②低い税率を使えるようにする
という2点に集約されます。
そして、所得金額は、
収入-経費
で算出されます。
所得金額を少なくするには、
①収入を減らす
②経費を多くする
ということが考えられます。
以上をまとめると節税のためには、税法のルールの範囲内で
①収入を減らす
②経費を多く計上する
③低い税率を使う
ということになります。
これらについて検討しますが、①の「収入を減らす」については
あまり多くの方法がありません。
そもそも、節税が必要になるのは、急に売上が多額に計上された場合など
ですが、この売上を「合法的に」減らす方法はないと考えられます。
そこで、このような場合は、経費をたくさん計上することで収入と経費の
差額である「所得金額(もうけ)」を減らすのです。
収入を合法的に減らすという意味では、「究極の節税」手法が一つだけあります。
それは、
「働かない」
ということです。
忙しく働いてたくさん税金をとられることが不満であれば、この方法を
お勧めします。
全く働かないのではなく、働く量を減らすということでもよいと思います。
収入は減るかもしれませんが、時間という貴重な資源を手に入れることができます。
もっとも「たまの休みに何をしていいかわからない」という方にはお勧めできませんが。