三木博人税理士事務所
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勘定科目は何でもいい?

2014年6月6日

経理処理をする際に頭を悩ませるのが勘定科目の使い方です。

税務申告をするための決算書であれば、基本的にどのような
勘定科目を使ってもあまり問題ありません。

以前であれば、税務上は交際費になるものを区別しておく必要も
ありましたが、現在は年間800万円までは普通の経費と同じ扱い
なので、交際費があまりない場合には、そんなに神経質になる
必要もありません。
(交際費にしておくに越したことはありませんが)

切手代を「通信費」にしていても「消耗品費」にしていても特段の問題はありません。

車のガソリン代を「消耗品費」にしていても「車両費」にしていても
こちらも問題ありません。

ただし、いったん決めたら同じ科目を使うようにしましょう。

なぜなら、同じ科目を使わないと、去年と今年の決算書を比べることが
できなくなるからです。

科目ごとの増減をみる場合には勘定科目の処理は「処理ゆれ」があっては
いけません。

継続的に発生するものは勘定科目を決める必要があります。

いったん科目を決めたら、継続的にその科目を使用することで
継続的な比較ができるようになります。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)