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固定費がいくらか?(細かい区分はさておいて・・・)

2014年6月9日

ビジネスを行っていると「固定費がいくらか?」ということを
常に頭に置いておく必要があります。

固定費部分を回収するまでは赤字になるので、どれくらい
売上をあげなければならないかを把握しなければなりません。
(仕入などがある場合は利益率を別途把握する必要があります。)

代表的な固定費は、従業員の給料、オフィス家賃などですが、製造業や飲食業
でない商売であれば、仕入、外注費など明らかに
売上に連動して増減するもの
以外は、固定費という把握でよい
と思われます。

製造業の製造原価の中でも、正社員の給料や仕事がなくても
支払われる外注費などは固定費になります。

飲食や製造業など水道光熱費が売上に連動して増減する場合など
は別途考慮する必要があります。

固定費か変動費かというのを神経質に分類するのではなく、明らかな
変動費以外を固定費とする、くらいの割り切りで
よいと思われます。

そのように考えていくと、多くの場合は、仕入が変動費となり、
販管費が固定費となるということになるかと思います。

仕入がないサービス業などでは、変動費がなく、固定費だけになります。

固定費は、月にいくら、年間でいくらという二つが必要です。

月ごとで経費の支出を確認しながら、年間の業績をシミュレーションする
というやり方が必要になります。

また、月々では多少変動のる経費でも年間で均して考えると
うまくいく場合もあります。

厳密な区分ではなく、大まかな区分でよいので固定費がいくらかを
把握するというのは重要なことです。

次のステップとして、自社の事業の粗利がどれくらいかを
率(パーセント)で把握することに進みます。

枚方市の税理士 三木博人税理士事務所(大阪府枚方市)